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モアの講師 インタビュー

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講師インタビュー

研修を担当したボイストレーナーもその生徒さんも。みんなの成長が私の喜びです。

ボーカル講師

横田 朱乎

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ボイストレーナーという仕事のやりがいとは?

私は長く講師業をしていますので「先生」という立場で指導することには慣れていますし、生徒さんの上に立って教えるのは簡単なことだと思います。 一方で、モア東京ボーカル教室に通われている生徒さんは、仕事をもつ社会人の方がほとんど。せっかくのオフタイムに、上から目線で話をされてもイヤだと思うんですよね(笑)。ですから生徒さんのペースにあわせて時にひっぱってみたり、後ろから押してさしあげたり、生徒さんと同じ目線に立って指導することを心がけています。ボイストレーナーは、生徒さんと一緒に自分自身も成長できる仕事だと思います。

ボイストレーナーの仕事で大変なことは?

マンツーマンのボーカルレッスンでは何よりも人と人とのつながり、コミュニケーションが大切になります。小さな子供たちを相手に講師業をはじめた20歳のころは、教育であるとか人間形成であるとか、歌うこと以外の部分については何も分からなくて。思い通りに指導できない歯がゆさから、トイレに閉じこもって涙することもありました(苦笑)。そうしたさまざまな経験を乗り越えて来たからこそ今の私があり、ボイストレーナーとして大きなアドバンテージになっていると思います。

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採用・研修を行う立場として感じること

モア東京ボーカル教室では随時ボイストレーナーを募集していますが、これまでに500名を超える応募があったかと思います。その中で第一次の書類審査を通過されるのは3人に1人、実技を経て最終審査に残れるのは30人に1人くらいの割合でしょうか。私はピアノ伴奏、歌唱、コード技術などの審査を担当しているのですが、実技試験についてはみなさんが緊張されてしまうんですよね。もちろんそうした緊張も考慮しますけれど(笑)、いちばん重要視するのは「その方がモア東京ボーカル教室の一員としてやって行けるだろうか?」という点かも知れません。同僚となる私たちボイストレーナーにもオーナー側にも、分け隔てなく同じ態度で接してくれているかな?という視点でチェックしたり。ボイストレーナーの素養は生徒さんにご提供するレッスン・モア東京ボーカル教室の「質」につながるものですから、慎重に見極めたいと思っています。
ボイストレーナーの仕事を「収入のため」だと考える方も少なくないでしょう。私は「ギャラ(収入)=苦労賃」だと考えているのですが、ボイストレーナーには何よりも「プロ意識」が不可欠だと思います。友達同士なら「上手く歌えるようになるといいね~」というスタンスでOKですが、お金をいただくとなると生徒さんを「上手くさせなくては!」と考えなくてはなりません。上手く歌える自分と上手く歌えない生徒さんの違いは何かと考えて自己分析を重ねるなかで、やがて的確なアドバイスが出来るようになり、自分なりのボーカルレッスンが確立されて行くのです。その途中には小さなトラブルがあったり、落ち込んだり、涙を流すことがあるかも知れません。でもそうした経験もまた、指導者として成長する上では必要な時間なのです。もちろん本当に大変なときにはフォローに回りますが、ご自身の経験を振り返りながら、ご自分の力でしっかり乗り越えていただきたいと思います。

これからボイストレーナーを目指す方へ

ボイストレーナーの採用にあたって、指導者としてのキャリアを問わないのがモア東京ボーカル教室の基本的なスタンス。ですから私は新人トレーナーの研修をするとき、その方の「良い部分」だけを見るようにしているんです。たとえほんの少し弱点があったとしても、それをカバーできるくらいに長所を引き出したい、と思うんですよね(笑)。はじめから完璧でなくても、キラリと光る何かを感じられればボイストレーナーへの道はひらけると思います。生活の中に音楽があると、心に余裕や潤いが生まれますよね。モア東京ボーカル教室のボイストレーナーは、誰かの毎日に喜びや楽しみを与えることができるステキな仕事です。もちろん最初は戸惑うことがあるかも知れませんが、導入研修などを通して私たちもしっかりサポートします。音楽の素晴らしさを理解し、素晴らしい音楽に結び付けてくれた出会いに感謝する心を大切に。ぜひ新しいステージにチャレンジしていただきたいと思います。

モア東京ボーカル教室のおすすめポイント

私はこれまで楽器メーカー、それぞれ3社が運営する音楽教室で講師の仕事をして来ました。大手ならではのメリットを感じながらも独立してフリーで活動。正直なところ組織の中で仕事をするのはもういいかな、と思っていたんです。それでも30歳を過ぎて再チャレンジした東京芸術大学の学費も捻出しなければという必要に迫られて…(笑)、こちらの面接を受けてみることにしたんですね。その日から今日まで私がずっと仕事を続けているのは、きっとモア東京ボーカル教室が「いわゆる組織らしくない」からなのかも知れません(笑)。採用試験に応募した際のレスポンスも早かったですし、校長自身とてもフットワークが軽い方なんですよね(笑)。私たちボイストレーナー一人ひとりを大事にしてくださいますし、スタッフと同じように生徒さんのことも大切に考えられていて。そんな環境だからこそ、「自分も頑張ろう」と思えるんです(笑)。

生徒さんとの関係づくりについて

私が担当する生徒さんたちとは、何故だか長いお付き合いになることが多いんです。生徒さんの声を聴けばその日のメンタル面と体調面がズバリ分かってしまうほどで、発声練習で「あ」の音を聴き分けることについては神レベルかも知れません(笑)。ただ楽しく歌いたいという方から本格的にプロを目指している方など、みなさんの目的はさまざまですが、私は生徒さんがある程度のレベルに達したと判断するとアマチュアとして扱わないんです。歌に対して真摯に・一生懸命に取り組む姿勢は、プロもアマチュアもありません。さらに上を目指す方に対しては遠慮することなく、プロを相手にしているように厳しく指導することもありますね。もちろん生徒さんによっては、同じ目線でゆっくりと歩みを進めて行く場合もありますけれど(笑)。ボーカルレッスン中に気づいたことや問題点はそのままにせず、その方にそった処方箋(レッスン)を差しあげることで生徒さんの成長をサポートして行きたいと思います。

IMG_yokota03他のボイストレーナーとの関係やオーナー側とのコミュニケーションスタイルは?

ボーカルレッスンでは生徒さん一人に対してボイストレーナーが一人。私たちボイストレーナーは一人ずつ個別に活動していますが、同時にひとつのチームでもあります。とくに私が採用や研修を担当して独り立ちしたボイストレーナーが担当する生徒さんたちは、自分の親戚のような感覚といいますか(笑)。みなさんの成長を自分のことのように喜んでいますし、あちこちでハッピーの花が咲いているようでとても嬉しく思っています(笑)。ボイストレーナー側もオーナー側も区別なく、一緒に働いているスタッフたちはモア東京ボーカル教室を一緒に盛り上げて行く大切な仲間だと思っています。

担当するワークショップを運営するうえでの苦労・楽しさ

私は「POPSを楽しく・カッコよく歌う」ことをコンセプトにした、『GSC(グループ・サウンド・コーラス)』というワークショップを担当しています。私のスケジュールの都合もあって、月に2回のレッスンは日曜日の朝11時から。サークルに在籍する二十数名のメンバーほとんどが仕事をもっていますから、きっと本当に歌が好きでなければ続かないと思うんですよね(笑)。歌うことが大好きなメンバーたちはみんな音楽に対する意識が高くて、何よりもステージに立ったときの完成度を求めています。せっかくのお休みにわざわざ集まるわけですから、楽しく練習するのが一番だと思いつつ、私は彼らをプロだと思って厳しく指導しています。誤解のないように言いますと、あくまでも言葉の厳しさではなく「出来るまで何度でも」という厳しさですが(笑)。時間とお金をかけて来てくれるメンバーたちの想いに応えるために、彼らのレベルアップをサポートするのが私の仕事。仕事ですから厳しくて大変なのは当たり前で、それ以上の楽しみや喜びがあるからこそ、私も本気で向き合うことが出来るのだと思います。