ボイストレーナー 求人採用(募集)情報サイト モア東京ボーカル教室

モア東京ボーカル教室ボイストレーナー採用情報

モア東京ボーカル教室ボイストレーナー採用情報 ボイストレーナーエントリーはこちら メニュー
ボイストレーナーエントリーはこちら

モアの講師 インタビュー

モアの講師 インタビュー

講師インタビュー

Wワークを両立できる環境だから。
自分のスタイルで楽しく仕事をしています。

トレーナー

窪田 まや

IMG_kubota1

IMG_kubota1

ボイストレーナーという仕事のやりがいとは?

私は、これまでの自分のキャリアをもとに、ミュージカル志向の生徒さんをレッスンすることが多くあります。趣味で歌われる方から、プロの舞台を目指す方。子役オーディションに向けて練習に励むお子さんたちも、数多く担当しています。そんな生徒さんたちが、オーディションに受かって舞台に立ったり、何らかの目標が達成されたときには、母親のような気分になって本当に嬉しいんです(笑)。また一方で、「歌が好き」という生徒さんの想いをサポートできることも、この仕事の大きなやりがいだと感じています。たとえ学校や職場から足が遠のいているような状況でも、大好きな歌が楽しめるモアのボーカルスクールには、きちんと通ってきてくださる。その方の「生きがい」のようなものを共有するなかで、かえって私の方が励まされることもあるんですよ。

ボイストレーナーの仕事で大変なことは?

オーディションの結果についてなど、生徒さんから嬉しい報告をいただくこともあれば、厳しい現実を知らされるときもあります。不合格という結果が続くことによって、生徒さんがスランプに陥ってしまうことがあったり、歌うことに対するモチベーションが下がってしまったり。そんなとき私は、「本当に目指すべきものは何か?」、生徒さんと話し合いをするんです。技術的なことを超えて、人と人として向き合って。自分がもてる100%の力で対応しなくてはなりませんから、大変といえば大変かもしれませんが、それこそが「マンツーマンのレッスン」だと言えるのではないでしょうか。歌うこと以外の日常生活にも踏み込んでお話をしていると、私自身も学ぶことが多いんです。

IMG_kubota1

これからボイストレーナーを目指す方へ

モアのレッスンは、私たちボイストレーナーのピアノ伴奏にあわせて、生徒さんたちに歌っていただくスタイルです。そのため、コード弾きを含めたピアノのスキルをお持ちであることが望ましいですが、お仕事をはじめた当初は私自身もピアノ伴奏に苦労していました。採用試験の点数で少々足りない部分もあったようですが(笑)、それをカバーする何かを、私の中に感じていただけたのかもしれません。おかげさまで、たくさんの現場を経験するうちにピアノの腕もすっかり鍛えられ、たとえ初見であっても生徒さんの歌声にあわせて弾くことができるようになりました。ですから、もしもこれからボイストレーナーを目指そうと考える方がいらっしゃるなら、何か一つでも、ご自分の得意なジャンルに磨きをかけておくことをオススメします。人柄や協調性という部分はもちろんですが、「この人が欲しい!」と思わせるような、キラリと光るものがあると良いと思います。

Wワークを両立して感じるモア東京ボーカル教室のおすすめポイント

私が考えるモアのいちばんの魅力は、何といっても「働きやすさ」ではないでしょうか。実は私はこちらの仕事をはじめる前から、某旅行会社のツアーコンダクターを続けておりまして。今でも月に一度くらいのペースで、日本国内を飛び回っているんです(笑)。幸いなことに、両社にシフト希望を提出する時期が、偶然にも同じタイミングで。Wワークに加えて舞台などの予定が入っても、自分なりの優先順位をつけてスケジュール調整ができるので、とても恵まれているなと感じます。私以外のトレーナー陣も、稽古や舞台のためにお休みを取ることがありますが、運営側はそれを柔軟に受け入れてくださいます。「ひと月に○日以上は出勤すること」といったノルマを課すのではなく、一年間を通してみてくださる感じなんです。もちろん、私たちだけでなく、生徒さんに対してもフレキシブルに対応していて。ここに居るみんなが、心地よさを感じていると思います(笑)。

指導者としてどんな広がりができましたか?

私はこれまでさまざまな職場を経験してきましたが、なぜだかいつも「教える」立場になってしまうんです。某バス会社では添乗員の指導をしたり、某旅行会社ではツアーコンダクターの研修で講師役を務めることになったり。ボイストレーナーとしての仕事も含めて、気が付けばいつも、「誰かの世話を焼いている」といった感じですね(笑)。でも実は、ボイストレーナーの仕事も、ツアーコンダクターの仕事も、どこかで共通する部分があって。たとえ生徒さん(またはお客様)が意思表示をしなくても、「何を考えているのか?」「どうしたいのか?」ということを察知して、それぞれの状況に応じた対応をする必要があるのです。私がもてる力をフル稼働して、相手に「ご満足いただける時間を提供する」といった感じでしょうか。ツアーコンダクターの仕事では、年間のべ数百人のお客様とお会いしますから、人に対する洞察力が磨かれ、それはボイストレーナーの仕事にも確実に反映されていると思います。また、ツアーコンダクターとして日本全国を旅する中で、楽曲が生まれた風景に出会うことがあります。沖縄の石垣島を訪れたときには、『涙そうそう』がもつ独特なリズムがもつ意味を、身をもって体感することができましたし。そうして積み重ねた私の経験は、生徒さんをご指導する上で大きなアドバンテージになっていると思います。

ミュージカル指導・生徒さんとの関係づくりについて

いわゆるボーカルレッスンやボイストレーニングを提供するスクールは沢山あると思いますが、「ミュージカルが歌えます」とアピールしているスクールは少ないのではないでしょうか。モアでは、HPなどでミュージカルを積極的にPRしていますが、それだけに生徒さん側からのニーズも高いように感じます。歌唱面では「役」として歌うことを体感していただいたり、発声を中心にご指導していますが、憧れの舞台を目指す生徒さんに対しては、志望する作品や劇団に応じた対策をレクチャーすることもあります。私自身、今も現役のプレーヤー(俳優)として活動していますが、講師業を続けているうちに、どんな子がオーディションをパスできるのかが明確になってきたんです。生徒さんの一番いい声の出し方であったり、チャームポイントであったり。そのステージに求められる存在になるべく、審査員の方々にアピールすべきものを引き出すようにと指導しているつもりです。ときには、普段の生活から見直すようにと指導することもありますが。自分の子供の成長を見守る母親のような気持ちで、それぞれの生徒さんの夢をサポートしていきたいと思います。

運営サポートメンバーとして、オーナー側とのコミュニケーションスタイルは?

私はモアの中で、ボイストレーナーのほかにもう一つ、運営サポートメンバーとしての仕事をしています。私が担当する錦糸町校で働くボイストレーナー、そして、教室にいらっしゃる生徒さんたちに快適にお過ごしいただけるように。教室の備品を整えたり、テーブルにお花を飾ったり、裏方的な事務作業も私の大切な役割です。運営(オーナー)側とボイストレーナー陣の橋渡し役的な存在として、定期的に開かれるミーティングでは、業務の中で気づいたことなどを報告したり、必要な備品を申請したり。と、つまりは言いたいことを言い、やりたいことをやらせていただいている訳ですが(笑)。こうした風通しのよさが、モア全体の雰囲気のよさに繋がっているのだと思います。

他のボイストレーナーとのコミュニケーションスタイルは?

モアには、さまざまなジャンルで活躍する素晴らしいボイストレーナーが揃っていますが、現役のプレーヤーとして活躍している方も多くいらして、全員が一堂に会するチャンスは少ないのが現状です。それでも、不定期で開催される「研究会」、各教室で顔をあわせたときには、積極的に情報交換をするようにしています。お互いの得意ジャンルを教えあったり、生徒さんの引き継ぎ連絡をしたり。最近は新しいボイストレーナーの方も増えて、みなさんから良い刺激をいただいています。