ボイストレーナー 求人採用(募集)情報サイト モア東京ボーカル教室

モア東京ボーカル教室ボイストレーナー採用情報

モア東京ボーカル教室ボイストレーナー採用情報 ボイストレーナーエントリーはこちら メニュー
ボイストレーナーエントリーはこちら

モアの講師 インタビュー

モアの講師 インタビュー

講師インタビュー

ミュージシャンと社会人。たくさんの経験が、今の私につながっています。

ボーカル講師

小林 直

IMG_kobayashi

IMG_kobayashi01

ボイストレーナーという仕事のやりがいとは?

この仕事をしていて一番やりがいを感じるのは、生徒さん自身が上達したことを実感されたとき、そして生徒さんから「楽しかった」という言葉をいただいたときですね。歌が嫌いだとおっしゃっていた方が、今ではカラオケに出かけるようになったり。生徒さんたちが「歌うこと」を楽しんでくださるのは、私にとっても大きな喜びになっています(笑)。

ボイストレーナーの仕事で大変なことは?

私は以前、プロのミュージシャンとして活動していた経験があって。インディーズを経て、今も友人とユニットを組んでライブなどを続けています。自分がミュージシャンとしてステージに立つときには「感性」のままに表現すればOKですが、ボイストレーナーの立場で生徒さんを指導する際にはやはり、感性だけでなくキチンと理論だててお伝えすることが必要になると感じますね。音楽には数学的な決まりごとがたくさんありますから、楽典と呼ばれる音楽理論を勉強し直したり。「この曲を歌いたい」という生徒さんからのリクエストにお答えするうちに、ソルフェージュをする力はずいぶん鍛えられました(笑)。それぞれの生徒さんにあわせてレッスンを進めて行くことは大変ですが、一つずつクリアにして行くことで自分自身も成長している感じです。

IMG_kobayashi02

ミュージシャンとボイストレーナーを両立していて感じること

メジャーデビューしていたことを私からお話することはないのですが、生徒さんの中にはそのことをご存知だったり、「CD買いました」と言ってくださる方もいらっしゃったりして。そう言えば先日ヤフーショッピングから、私のCDをおすすめするメールが届いてビックリしましたね(笑)。ミュージシャンとして活動する中での経験は今、生徒さんを指導する上で確かに役立っていると思います。でも私自身はとくに自分のスタイルを前面に出すことはせず、あくまでも生徒さんが求めるもの、音楽を楽しむ時間をご提供したいと考えています。反対に、レッスンの中で生徒さんから勉強させていただくことは沢山ありますね。どちらも自分のスキルと向き合わなければならない厳しい仕事ですが、これからも真摯に取り組んで行きたいと思います。

教室運営をサポートしていて感じること・伝えたいこと

私は現在ボイストレーナーの仕事と並行して、モア東京ボーカル教室の運営サポート業務も行っています。業務内容としては電話の対応であったり、お問い合わせメールへの返信であったり。パソコンをいじっていることも多いですね(笑)。こうした事務的な業務を通して見えて来るのは、私たちボイストレーナーの仕事は生徒さんがいるからこそ成り立つのだということ。たくさんの生徒さんに来ていただくためにホームページを充実させたり、体験レッスンやワークショップなどのサービスをご用意したり。もちろん、ボイストレーナーの「質」も大切な要素ですよね。すべての生徒さんにご満足いただけるボーカルレッスンをご提供することが、私たちボイストレーナーが担うべき役割だと思います。生徒さんと直接関わるボイストレーナーの仕事を表舞台とするならば、教室の運営業務は裏方的な部分があるかも知れません。でも、これから私たちの仲間になる方には、ボイストレーナーの仕事がたくさんの手によって支えられていることをぜひ知っていただきたいですね。

これからボイストレーナーを目指す方へ

私はモア東京ボーカル教室に採用していただくまで、「教える仕事」の経験はありませんでした。音楽活動から離れていた時期には一般事務を経験したり、ショールームでの商品説明を担当したり、健康診断センターでは受診する方に対して検査内容の説明などをしていましたね(笑)。そうしていろいろな職場を経験するなかで、誰かに説明したり・教えたりする部分について評価をいただけるようになって。自分には何が教えられるだろうか?と考えたときに、自然と「音楽」が頭に浮かんだんです。モア東京ボーカル教室の採用試験は記念受験的な気持ちで受けてみて(笑)、思いがけず合格をいただくことが出来ました。そんな私が考えるボイストレーナーの必要条件とは…、「学ぶ姿勢をもっている方」と言うことでしょうか。生徒さんとのボーカルレッスンを通して自分自身も学び、吸収して行くのだという気持ちがあれば、きっとステキなボイストレーナーになれるはずです。

モア東京ボーカル教室のおすすめポイント

モア東京ボーカル教室の良いところは、「働きやすい職場」だと言うことですね。私を含めて在籍しているボイストレーナーたちはみんな何らかの形で音楽と関わっていて、中には現役で活躍する舞台俳優の方もいらっしゃいます。プライベートな活動や舞台出演のために一定期間レッスンをお休みする場合もあるのですが、校長はいつもフレキシブルに対応してくださるんですよ。そしてもう一つ、ボイストレーナーの仲の良さも大きなポイントですね。ドロドロした人間関係とは無縁ですし、職場にありがちな対人ストレスを感じることもありません。この心地よい人間関係の理由について、ある女性ボイストレーナーと話していたのですが、最終的に「みんなが自立しているからだ」という結論に至りました(笑)。これまで彼女の人生には「歌もうたえて、しっかりしている人は一人もいなかった」と、モア東京ボーカル教室のレベルの高さに驚いていましたけど(笑)。優しく・明るく・爽やかで、個性豊かな仲間たちから、良い刺激だけをもらっている感じです(笑)。

生徒さんとの関係づくりについて

マンツーマンのレッスンは今でも毎回学ぶことばかりですが(笑)、生徒さんが本当に望むものを見つけ出して、それぞれの成長をサポートできるように努力しています。たとえば老後の楽しみにと通い始めた初老の生徒さんの場合、はじめは何を目的としたら良いのかを全くつかめずに苦労しました。ふだんはどんな曲を聴いていますか?カラオケには行く機会はありますか?といった質問でアプローチしても、なかなか思うような答えをもらえなくて(苦笑)。そんなとき、ちょっと難しい曲へのチャレンジを提案してみたら、ググッとヤル気を出してもらえたんです。そうか、この生徒さんはきっと「出来ないことを克服する」ことに喜びを感じるんだ!と(笑)。何だか少しだけ生徒さんに近づけた気がして、とても嬉しい瞬間でした(笑)。ほかにも、大きな口を開けるのが恥ずかしいと言う女子高生の発声練習を「あ」の代わりに「い」で歌ってもらったり(笑)。もちろん私は学校の先生ではないですし、生徒さんに「やりなさい」と言うことはありません。ただ、心を開いて大きな口を開けて歌っていただけるように、楽しくレッスンを進めて行きたいと思っています。

他のボイストレーナーとの関係やオーナー側とのコミュニケーションスタイルは?

モア東京ボーカル教室で一緒に仕事をする仲間として、もちろんボイストレーナー同士が協力し合う場面もあります。私もこれまで、他のボイストレーナーのピンチヒッターとしてレッスンを担当したり、生徒さんへのご連絡などを代行したことがありましたが、それらはごく当たり前のことで、誰も不満に感じないと思いますね。私もクレームなどの難しい電話を受けたときには、すべて校長に引き継いでしまいますし(苦笑)。オーナーや校長が働きやすい環境を整えてくださるからこそ、みんなが安心して同じ気持ちで仕事が出来るのだと思います。